東京大学医学部を卒業し、ニート生活を続け、その後出版社に勤務。
10年後に再度医学を学び、医師としての仕事を始めた。
異色の経歴を持つ 大脇幸志郎医師 の講座を受講して来ました。
お題からして、このご時世に医師会や他の医師から目をつけられる様で過激です。
数多くのデーターのもとに分析したお話はすべて理詰めで納得のいくお話でした。
著書に「健康から生活をまもる」 翻訳に「健康過」
DEATH OF HUMANE MEDICINE があります。
厚労省は人間ドックをなぜ推奨していないかというと「効果がないから」だそうです.
諸外国では各検査に年齢の上限が決められているそうです。なぜでしょうか、
治療効果がなかったり、ほっておいても悪化しない(進行しない癌 etc.)症状のない病気はそのままにしておいた方が長生きするのです。
現在の無効な健康診断が始められたのは昭和47年に出来た労働災害に対する法律によるものだそうです。
現在とは全く労働条件が違う時代の炭鉱やアスベスト・毒物等を使っての仕事の為の法律がいまだに残っていて、現代にない労働条件の為のものを逆手にとって我々を不安にさせる無意味な健康診断が行われている様です。
「長生きしたい」という我々の気持ちにつけ込んだ詐欺まがいの商売かもしれません。
あなたはどう考えますか。
がん検診は
・死ぬ病気 ・治療がある ・診断方法がある ・よくある病気
人間ドック
・死なない病気 ・治療がない ・診断方法がない ・珍しい病気
を対象としているとのお話でした(私の解釈による)
※病院は具合が悪い時に行く所です※