筆跡診断士 森岡恒舟氏の最新筆跡学『筆跡の科学』の出版記念講演会に行って来ました。
「人は身かけ」といいますが、姿勢や歩き方、痛みや病気、話し方や趣味嗜好…体の外に現れる色々な現象を通じてその人を観て、治療や癒しを行う仕事に就いていますが。
人を理解する手段のひとつに「筆跡」がある事を教えていただきました。筆跡中々奥が深い!
もちろん、人生を変えるのにも筆跡が大変有効な手段として使えます。
「書かれた文字」が「内にあるたましい」を表している。という確信を持ちました。「たましい」です。
子供の頃「どもり」だった森岡先生は中学3年生の時、何と「弁論部」に入り自分の劣等感を克服したそうです。
「型」の訓練で人は変われるそうです。「型」とは「術」のことです。「在り方」すべてに型があり「術」には「たましい」があります。
当院でも「ロゴストロン」と言う発信器を使い。「言霊」を治療に使っています。
「ことば」は「ことダマ」。「整体」や「マッサージ」は「触れタマ」。「武道」は「技タマ」。「文字」「文章」にも「筆タマ」があるそうです。
宇宙のすべてのものに、たましい・エネルギーがあるという感覚は日本人には良く解る概念ではないでしょうか。
海外の一神教の人々にはちょっと理解しにくい概念かも知れません。
ハワイ・ニュージーランド・ペルー・アメリカ先住民・縄文人等々当たり前の感覚でしょう。自然と一体です。
山梨学院大学陸上部選手も先生の指導のもと、お弟子さんが筆跡訓練を行いみごと箱根駅伝優勝をはたしたそうです。
歴史上の有名人の筆跡分析もしていただきました。
体の不調を治すのにも「ふでたま」が使えます。
「筆霊」(ふでたま)の力を味方につけてワクワクドキドキの楽しい人生にして行きましょう。
東京大学を卒業し筆跡研究を続けてTV出演も著書も多数、5万人を超える筆跡データーを分析した理論は納得です。
著者のお話から、AI時代だからこそ「科学」という幻想では証明出来ない事があることを教えて戴きました。
神は一文字にも宿ると先生はおっしゃっています。
歌舞伎長唄の人間国宝 鳥羽屋里長氏も20年前に森岡先生の筆跡鑑定を受け将来人間国宝になると診断を受けたそうです。
忘れていましたが20年後に、予言のとうりに若くして人間国宝に選定されたそうです。祝詞を宣べておられました。
人々はなぜ文字を書くのでしょうか!
自分が他の人に何か伝えたい事があるからです。
発信の方法として、喋る、唄う、描く、作る・・・パフォーマンス の一つとして一旦書かれた文字は何年もそのまま残ります。
長距離送る事も出来ます。「書」と言う芸術として大きなエネルギーを発信しつづけます。