久しぶりにホール落語を聞きました。
立川生志真打10周年記念番組です。
長年真打になれなかった生志、入門以来20年、誰もが認める実力があるのに談志が真打にさせませんでした。
出身地福岡の大ホールで行った真打襲名披露の模様が上映されました。
口上では、舞踊の師匠、四代目市川左団次が舞台に上がっていました、
落語家の真打披露に歌舞伎の大看板が口上を宣べるなど見たことがありません。
生志の人脈の広さが伺えます。長すぎる前座を談志がしみじみ語っていました。
サラリーマンをやめ落語家になった、超明るい生志ですが長~いトンネルを通ってきた思いは落語に現れています。
人情噺から与太郎、廓噺、何でも熟せます。サラリーマン出身者として彼の気持ちは十分共感できます。
ハト派―生志は関東の四団体の落語家さんをゲストに呼んでいました。
立川流 ― 海賊船
落語協会 ー 豪華客船
三遊亭一門 ― 渡し舟
落語芸術協会 - カーフェリー
と三遊亭 兼好が評したそうです。どの船もそれぞれおつなものです。
今回は海賊船と豪華客船に乗りました。
10月にはカーフェリーの乗船員 一之輔の独演会に行って来ます。
人情話しをたっぷり聞いてきます。