川崎大師平間寺貫首
藤田隆乗師による仏教風習と密教儀礼
川崎大師にて貫首の藤田隆乗師による密教儀式・儀礼についての講義と本堂での護摩祈祷法要に参列させていただきました。
坐学では「お盆(盂蘭盆会)・施餓鬼会の歴史・思想を解説。昼食は密教食作法(じきさほう)にのっとりお坊さんの先導の元、お経を唱え、いただきました。
講義の後は貫首の行う本堂での、一般参拝者に行う護摩法要を拝見させていただきました。
好運にも何と私は内陣の最前列に案内され、後ろ・横隣にお坊さんの列、前は貫首、お経の声がビンビン響く特等席のような場所で拝見できました。
法要後はご本尊前まで案内され、大変ありがたい一日でした。ありがとうございました。
チョット強面な迫力あるお坊さんと思いきや、とても楽しい、優しい貫首様でした。
法要終了後、カリキュラムにはなかった本堂前での記念写真撮影が用意されていました。
やはり貫主さんはエライ!大きな椅子がド~ンと中央に用意されていました。
おまけーその壱
中国から伝来した仏教ですが本来はインド発祥です。
漢字ではなくサンスクリット語、タリー語等の原典の意味が中国人によりちょっと変えられて伝わった様です。
我々も漢字で伝わったので意味を間違えている事も多いかと思われます。
お経の漢字はインドのことばの音を現しただけで難しい漢字の意味はお経の意味とはほとんどがまったく関係ありません。
おまけーその弐
川崎大師駅前にはもう一つ知る人ぞ知るめずらしい神社があります。子宝、子授け、開運の金山(かなまら)神社です。
何とご神体は「男根」です。びっくり、境内に幼稚園があります。写真のオブジェの前で子供の遊ぶ光景を想像して下さい。
インドやブータン等でも同じご神体を拝んでいます。
タブラ奏者のディネーシュ先生に案内していただいたヒマラヤの山奥のヒンドゥー寺院の光景とほとんど同じです。
残念ながら、この神社は毎年4月の第一日曜日にしかお札はいただけません。絵馬のみいただいて来ました。来年4月にお参りして来ます。
おまけーその参
私は鍼灸の専門学校へ通っていた3年間川崎大師の真裏にある大師仲町アパートに住んでいました。
川崎大師の西解脱門から約1分程です。懐かしくなり行ってみました。30年以上過ぎた今もそのままの姿を残していました。
スーパーマーケットも信用金庫もそのままでした。
当時貧乏で一回も食べた事のなかった「八ツ目や・まつもと」というウナギ屋さんが今も営業していました。始めてウナギ弁当を買って帰って来ました。
当時、火事になってしまったお風呂屋さんもまだ営業していました。ビルになってしまい煙突はありませんでした。